ナンバーツーもいそがしいのです!

今日はW杯の予選第5試合目。
名目上北朝鮮のホームゲームだ。
ただ、知っての通り「中立地開催・無観客」という制裁がFIFAから下った。
こうなるとサポーターの経済力のある日本のホームみたいな感じになる。
そして実際そうなった。

ということで戦評を…
今日は結果的には勝ったとはいえ、内容は誉められるものではない。
たとえば、日本の命題のパスの正確さの欠如がある。
まだパスカットをされやすい位置にボールが出ている。
他にもサイドへのパス交換も少なかったように思える。

まだある。
仕掛けることのできる選手が出ていなかった。
そんな選手がいないらしい。
いや…いた、アレックスだ。でも彼がいなかったら誰もいないのか?
そう考えるとあまりいない。
サイドバックの選手など皆無に近くなっている。

現在のJリーグでもサイドバックの選手が少ない。
これはしょうがないのか?
基本的に世界は4バックが主流だ。
ただ私は3バックが好きだ(本当に私の個人的な見解だがw)。

あっ、脱線しました。
監督の交代は納得のできるものだった。
前半動けていなかった鈴木を交代する。
得点後、FWに変えて守備のいい遠藤を投入する。

どちらにしてもドイツに行くことができてよかった。
私はドイツ行きはだいぶ楽観視していた。
このことはいつだかの日記にも書いた記憶がある。

アジアに4.5枠って言うのはあまりにも評価しすぎだと思う。
いくらベスト16にアジアから2チーム、ベスト4に1チームだったとはいえ、やりすぎだと思う。
0.5枠をオセアニアに譲って1枠にしてあげたいくらいだ。
ただ、オセアニアサッカー協会はアジアサッカー協会との統合を求めているらしく、
受け入れに前向きという話も聞いた。
大いに結構だ。
オーストラリアみたいな強豪と戦える機会があるのもいい。
しかもチーム的にはその1強の状態だ。
と、いうことは今まで以上にW杯に出やすくなるということだ。

W杯予選でここまでスムーズに行ったのは初めてだろう。
1993年、ドーハの悲劇
1997年、ジョホールバルの歓喜
2002年、予選免除
2005年、開催国を除く国では決定1番乗り
1997年も一時は自力進出が阻まれた。
それが今ではこんなチームになった。
この8年間での成長はめまぐるしい。
それを今日改めて感じ取ったといっても過言ではない。

この試合を前にもう進出に王手という声もマスメディアから聞こえてきた。
ただ、進出するにしても勝って決めたいものだ。
というか他の試合は負けても構わないが、進出を決める試合は勝ってもらいたかった。
負けて次の試合結果を待っての決定ではかっこよくない。
引き分けての決定もよろしくはない。
勝つしかない。
そしてご存知の通り、勝つことができた。

いずれにしても良かった。
Go For 2006!
あとはドイツを待つばかりだな。

コンフェデも楽しみななるな、こりゃ。